どんな本?
生まれた時から「ないものがない」乾けない世代が、今後の日本を引っ張って活躍していくためには
どのようなことを考え、そして行動に移していかなければならないのか。
マッキンゼーやGoogleなどの世界を代表する企業を渡り歩いてきた著者が、
乾けない世代の働くモチベーションを分析し、高めるためのアドバイスをしている。
乾けない世代は「好き」で輝ける。
我々乾けない世代は今後のロボット中心に変わる世の中に備えて、とことん好きなものを突き詰めていく必要がある。
好きなものを突き詰めていくことによって、
その独自性に興味を持ってくれる人や共感してくれる人が現れるからだ。
それは、その人が持つ「ものに対しての独自の解釈」に
興味を持ったり共感をするということだから
機械に取って代わられることはない。
そして、突き詰めたその独自性に対して
「お金を払ってもいい。」
と思ってもらえれば、それが好きが仕事になるということだ。
好きなことが見つからない場合
もしまだ、自分が好きなことについて見つけられないと言う場合は「ikigai」について調べてみると良い。
ikigaiと言う一時期流行った図は、
①自分の好きなこと
②自分の得意なこと
③社会に貢献できること
④稼げること
この4つが組み合わさる部分に当てはまるものが、
今後自分が好きなものとして突き詰めていくべきものだと表している。
また、もし「これ好きかも?」というものが見つかっても
無理してアウトプットする必要は無い。
なぜならアウトプットするとそれを否定的に捉える人や
どうせ無理だよとか言う人が出てくるからである。
自分が納得いくのであれば周りの意見は関係ないので、
まずはとことん没頭してみることが重要である。
だからまずは自分の好きなものを見つけてみよう。
おまけ
いいなと思った文章は、迷惑をかけてしまったことがあれば謝るのではなくて、
ありがとうと言ってもらえる行動をその人にとってあげること。
お互い迷惑をかけてしまう事はあるのだから
それはお互い様ということで許しあい、ありがとうと言われることで
返せるようにしていくことが大事。
ということです。
最初はゴリゴリの自己啓発かと思ってたけど、
さすがはコンサルタントというか、
最後の方はなるほどなぁ、たしかになぁ、と思いながら一気に読んじゃってました。
乾けない世代としては一度読んでおいた方がいいと思います。
そしていつかはバリ島に住もう。
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