【SEO対策】LISGraphを活用して検索ユーザーの意図を確認しよう【LSIキーワード】

どうもぐっちです。
ブログ書いてますか?

僕はなんとか眠たい目をこすりながら
48日ほど毎日更新ができています。

ブログを書いていく上でやはりいろんな人に見てもらいたいので、
「SEO対策」なんかやったりすると思いますが、
対策方法が色々とありすぎて混乱しちゃいますよね

今回は、SEO対策の1つである「良質な記事の生産」において重要となる
「キーワードの選定」で役立つ無料のWebツールをご紹介します。

無料のツールの名前は
「LSIGraph」
と言います。

何ができるかを一言で言うと、
「対象キーワードの他に、ユーザーが検索で期待していることがわかるツール」
です。
ごめんなさい、よくわかりませんね。
記事内で説明していきます。

記事内容は以下です。

  • LSIキーワードについて理解しよう
  • LSIGraphを実際に使ってみよう
  • キーワードを記事に利用しよう

LSIキーワードについて理解しよう

無料のWebツール「LSIGraph」は、「LSIキーワード」を表示してくれるツールです。
なので、LSIGraphを利用する前に、
LSIキーワードについて理解を深めることが大事です。

LSIキーワードとは

LSIキーワードとは、

LSI(Latent Semantic Indexing)とは、Googleが取得している特許のひとつで単語同士の関連性に着目してコンテンツの内容を読み解くための技術です。
参考:デジ研 (https://digital-marketing.jp/seo/keyword-tuning-lsi/)

です。

単語ひとつでも検索の意図は異なる

文章的な意味だとよくわからないので、
実体験ベースで考える方がわかりやすいです。

例えば、
「カレーライス」と検索する人が、
「カレーライス レシピ」
「カレーライス 作り方」
に関連する記事を見ている傾向が高い場合、
「カレーライス」のLSIキーワードは、
「カレーライス レシピ」「カレーライス 作り方」
になります。

一方で、
「カレー」と検索する人が
「カレー オススメのお店」
「カレー 美味しい店」
に関連する記事を見ている傾向が高い場合、
「カレー」のLSIキーワードは、
「カレー オススメのお店」「カレー 美味しい店」
になります。

Googleは、おそらく検索履歴ユーザーの検索し直し行動から
キーワードとキーワードの関連性を結びつけているのだと思いますが、
LSIキーワードから、

  • 「カレーライス」と調べる人は、実は「作り方」や「レシピ」を探している
  • 「カレー」と調べる人は、実は「美味しいお店」や「オススメのお店」を探している

という検索ワードには現れないユーザーの検索意図を確認することができます。

人間が感覚的にやっていることをデータで出力している

LSIキーワードは人間が感覚的にやっていることに近いです。

例えば、「プログラミング」というキーワードで検索する人は
「稼ぎ方」とか「転職」とかの情報が知りたいのかな〜?って
なんとなく感覚的に思いませんか?

実際にプログラミングのわからないところを検索したい人は
「javascript ~~~~ error 治し方」
みたいな検索の仕方をするはずですので。

LSIGraphというツールでは、
カレーの例でもあったように
人間が感覚的に掴む傾向を、
データとして検索傾向を取得し、分析し出力してくれます。

ユーザーの検索意図を理解した記事を書こう

じゃあLSIキーワードがわかったところでどう活用するの?
という話ですが、それは
メインキーワードに対してユーザーの検索意図に沿ったコンテンツ内容にしようね
ということです。

先ほどのカレーライスとカレーの例で言えば、(あくまで例えです)

「カレー」の検索意図は「美味しいお店を知りたい」なので、
広島市でおすすめの「カレーライス」専門店10選!
というタイトルにするよりは、
広島市でおすすめの「カレー」専門店10選!
とした方がユーザーの検索意図にマッチしてるよね。
と言う話です。

反対に「カレーライス」の検索意図は「作り方を知りたい」なので、
美味しい「カレー」の作り方を3ステップで教えます!
というタイトルにするよりは、
美味しい「カレーライス」の作り方を3ステップで教えます!
の方が検索意図に沿ってるよね。ということです。

実際には、もっと念入りにキーワードを見出しとかに入れていく必要があるのですが、
まずは入力されたキーワードに含まれているユーザーの検索意図について理解ができればOKです。

LSIGraphを使ってみよう

それでは早速LSIGraphを使ってみたいと思います。
以下のURLからLSIGraphにアクセスします。
https://lsigraph.com/

基本的に英語ですが頑張りましょう。
(LSIキーワードは日本語でもいけます)
(難しい日本語だとLSIキーワードが表示されません)

真ん中の
Enter keyword to generate LSI keywords
の部分に検索意図を知りたいキーワードを入力し、
reCAPTCHAにロボットではないことをお伝えし、
「→GENERATE」を押します。

生成が終了すると、LSIキーワードが表示されます。

Trendなどの数値や右側の画面は有料プランで表示されるようですが、
気になるLSIキーワードの検索ボリューム数等が知りたい場合は、
UberSuggestを使うと無料で数値が出ますので、そっちを活用してもいいでしょう。
めんどくさい方は有料を契約してください。

【Ubersuggest】SEO難易度や検索ボリュームがわかる便利なSEOキーワード抽出ツールの使い方【NEILPATEL】

自分の認識と検索意図をすり合わせる

僕は「プログラミング」と入力しましたが、
意外にも先ほど想定していたような
「稼ぎ方」とか「転職」とかはあまり関連していないみたいですね。

どちらかというと
「できること」「ゲーム」「子供」のキーワードに現れているように、
親が子供に教育しようか考えているような
キーワードが現れていますね。

もちろん「独学」「仕事」みたいなキーワードもあるので
そっちを拾って記事を書くのもOKですが。

上記のように、自分の認識と世間の検索意図がずれていることはよくあります。

「きっとこうあるはずだ」という主観的なマーケティングは役に立たないので、
このように客観的な視点で認識をすり合わせることができるツールは大変便利ですね。

LSIキーワードをメモっておこう

LSIキーワードを使って記事を書くので、
メモしておきましょう。

有料版だったらできるかもしれないのですが、
CSVでの出力ができないので、
直接コピーして貼り付けしましょう。

こんな感じですね。

LSIキーワードを用いて記事を書こう

メモったキーワードを元に記事を書いていきます。

人によって記事を書くスタイルがあると思うのですが、
僕は仮タイトルを考えて→記事を書いて→タイトル修正
みたいな流れで進めているので、そのように説明しますね。

仮タイトルの作成を作成しよう

まずは仮タイトルを作成します。

今回は「プログラミングを子供に教えるべきかどうか?」という検索意図を狙って、
「小学校でのプログラミング教育必修化に備えて親が知っておくべきこと」
という仮タイトルにします。

ポイントとしては、

  • これから記事に盛り込んでいく内容が見たくなるようなタイトルにすること
  • タイトルから親向けの内容であることがわかるようにすること
  • 「プログラミング」という文字を入れること

くらいですかね。
慣れによるところも大きいですが、この辺は実際に検索をしたりして学んでいくといいと思います。

記事コンテンツをキーワードから選定しよう

仮タイトルが作成できたので記事を作っていきます。

見出しに含めるキーワードを先ほどのLSIキーワードから選定していきます。
今回は、「子供に教えるべきか悩んでいる親」に対して記事を提供しますので、

「プログラミング 意味」
「プログラミング できること」
「プログラミング ゲーム」
「プログラミング 種類」
「プログラミング 子供」
「プログラミング 仕事」

あたりをチョイスします。

チョイスしたキーワードを元に記事の構成を考えよう

それでは記事の構成を考えていきます。
どうゆう順序で読んだら読み進めやすいかな?って考えるのが大事ですね。

最初はざっくりと考えて、書いている最中に修正していくのもありだと思いますよ。

僕は以下のように考えてみました。

1.あいさつ
 1-1.プログラミング授業が2020年に必須化
 1-2.子供に質問されて困る親が増えるかも
2.プログラミングとは
 2-1.プログラミングの意味について
 2-2.プログラミングでできること
 2-3.プログラミングの種類
3.プログラミングのお仕事
 3-1.IT人材の推移
 3-2.プログラミングを扱う職種
 3-3.職種別の年収
4.プログラミング教育について
 4-1.プログラミング教育は早い方が良い
  4-1-1.マークザッカーバーグの例
 4-2.子供への教え方
  4-2-1.プログラミングスクール
  4-2-1.ゲーム
  4-2-1.学習本
5.まとめ

みたいな感じですね。
構成通り書いてもいいですが、気になるなら書きつつ修正。という感じです。

記事を書いていこう

あとは見出しに沿って記事を書いていくだけですね。

選定したキーワード以外にも効果的なキーワードがあれば、
それを文章内に盛り込んでいってもいいですよ。

ただ、あまり内容がブレすぎるとまとまりがなくなるので気をつけましょう。

仮タイトルを本タイトルに修正しよう

ここは人によりけりなのでおまかせしますが、
書いた後に仮タイトルが内容とちょっと違っていれば修正しましょう。

僕が考えた仮タイトルは
「小学校でのプログラミング教育必修化に備えて親が知っておくべきこと」
ですが、内容に沿っている気がするので特に修正はしません。

まとめ

というわけで今回は、

  • LSIキーワードについて理解を深めよう
  • LSIGraphを使ってユーザーの検索意図を知ろう
  • LSIキーワードを用いて記事を書こう

というお話をしました。

ユーザーの検索意図にマッチした記事を書くことができれば、
だんだんと検索上位にも表示されるようになるでしょう。
(キーワードのSEO難易度とかも関係してきますが。)

あとはサーチコンソールとかを使いながら、
意図したキーワードで流入してきているかどうか確認しつつ、
記事のリライトなんかをしていったらいいと思います。

SEOに興味のある方は以下の記事も参考にしてみてください。

【Ubersuggest】SEO難易度や検索ボリュームがわかる便利なSEOキーワード抽出ツールの使い方【NEILPATEL】

【ブログツール】無料の作図ツール「draw io」を使ってSEOキーワードを整理しよう【キーワードマップ】