嫌なことから逃げるべきかどうかは「行動できるかどうか」の基準が大事

どうもぐっちです。
メンタル激弱なので会社をお休み中です。嫌なことから逃げてしまいました。

ですが、嫌なことから逃げることによって、
精神的・体力的に回復をすることができ、なおかつ将来についてゆっくり考える期間を確保できています。

嫌なことに耐えているときは得られなかった視点で物事を考えることができているので、
今現在は、逃げてよかったなと感じています。

いま「嫌なことから逃げる」べきかどうか悩んでいる方がこの記事を読んでいるかと思いますが、
そういった方に向けて我慢するべきか、逃げるべきか、僕の考えを共有できたらと思います。

嫌なことから逃げるのは悪なのか

「嫌なことから逃げたい」と考えることは誰しもあると思いますが、
実際に逃げたことのある人は半数ぐらいじゃないかと思います。

「嫌なことから逃げる」という考えにどこかしらネガティブなイメージが感じられるからです。

ですが、そもそも「嫌なことから逃げる」って悪なのでしょうか?

  • サービスが悪かったのでお金を払わず逃げたい
  • 犯罪を犯したが捕まるのが嫌なので逃げたい

っていう悪事に関連することは論外ですが、

  • 上司との関係が嫌なので逃げたい(転職したい)
  • やりたくないことで毎日残業してるので逃げたい(転職したい)
  • 自分のためになっているかどうかわからないので逃げたい

といった「逃げたい」という気持ちは僕は悪ではないと思います。

嫌なことで体調を崩す人もいる

嫌なことを我慢し続けて体調を崩す人がいます。
いわゆるうつ病等の精神的な病ですね。

病気にかかってまで我慢しなきゃいけないなんてのはおかしな話です。

さらに、自分が精神的な病にかかったところで、
嫌な思いをさせていた相手には一切責任が降りかかりませんからね。

結局我慢して損しているのは自分だけという構図になります。

そう考えると「嫌なことから逃げたい」という自分の素直な気持ちを無視せずに、
逃げてしまった方がいいんじゃないかと僕は思います。

すでに体調を崩しているなら逃げよう

当たり前ですが、すでに体調を崩しているなら逃げましょう。
そこから我慢していつのまにか事態が改善することは滅多にないです。

なので、自分を守るためには自分で行動を取るしかありません。

そもそもすでに体調を崩している状態では正しい判断をすることはできません。
一番必要なのは「休養」です。まずは無理矢理でも嫌なことから逃げて、そこから今後のことを考えましょう。

行動できるかどうか

「嫌なことから逃げたい」けれども別に体調は崩していない。という場合。
今目の前のことから逃げてもいいのかどうか、悩みどころですよね。

僕は、
逃げてもいいけど、逃げた結果、今より怠けてしまうのはダメ。
と考えています。

嫌なことから逃げて怠けるのは違う

嫌なことから逃げて、怠けたい。という場合は逃げるべきではないと思います。
例えば、「朝早く起きるのがだるいので、会社を辞める。」とかです。

確かに朝早く起きることは嫌なことかもしれないですが、
それは「もっと寝たい。夜遅くまで起きていたい。」という怠け欲求からくるものだと思います。

「怠けたい」という欲求に応えて自分を甘やかしてしまうと、
どんどん自分を甘やかしてしまうので、その面で「嫌なことから逃げる」選択を取るのは危険かもしれません。

やりたいことにもっと時間を割きたいとき

体調は崩していないけど、今の環境から逃げ出したい。と悩んでいる場合、
もっとやりたい!」と考えるものが頭のどこかにあるのが良い状況だと僕は考えています。

なんでもいいんですが、例えば

  • もっと旅行に行きたい!
  • もっと読書の時間が欲しい!
  • もっと副業の時間が欲しい!

といったようなやりたいことが頭のどこかにあるかどうかです。

なぜかというと、やりたいことがないのに嫌なことから逃げてしまうと、わりと無駄な時間を過ごしてしまう可能性があるためです。

やりたいことがないのに会社を辞めるのは危険

例えば「どこかしらに良い会社があるはず」という理想を抱いて現在の仕事から逃げるということもあると思いますが、

次の仕事までに特にやりたいことがないと、結局転職エージェントのいうままに納得のいかない転職活動をしてしまったり
暇な時間にスマホをぽちぽちしたりして無駄な時間を過ごしたりしてしまいます。

それよりかはしっかり旅行をしたり、興味のある分野の勉強をしてそれを次の仕事につなげたりしたほうが、人生は向上していくはずです。

なので、明確にやりたいことがないのに、会社を辞めてしまうというのは気をつけた方がいいと思います。
安全に行くのであれば、現在の環境で耐えつつやりたいことを模索するのがいいと思います。

まあそれでも嫌なことから逃げたくて特にやりたいことがない人は、
東南アジアあたりを旅したらいいと思いますけどね。色々な刺激があるので何かの発見はあると思います。

長い人生の中で挽回していく

とはいえ人生は長いので、今は嫌なことから逃げてしまって、
後々挽回していくというのも全然ありだと思います。

嫌なことが頭にあるうちはなかなか頑張ろう!という気にならないですからね。
ここで一旦リセットをして、再出発をするというのも作戦の一つです。

大体は逃げた方が辛い道になる

ですが、逃げた先にも大体同じような辛い道が待っています。残念ながら。
なのでそこも踏まえて今目の前から逃げるべきかどうかを考えた方がいいです。

「じゃあ逃げない方がいいじゃん!」ってなりますよね。

でも今直面している問題が、「自分が本当にやりたいこと」ならば
今より余裕で耐えられると思うんです。

いまあなたが耐えられなくなっているのは、
「それが自分が本当にやりたいことではないから。」

なので、逃げても逃げなくてもいいですが「やりたいこと」ははっきりさせておくべきだと僕は思います。

まとめ

「嫌なことから逃げたい」と考えている時は、
誰の意見も聞けないような状態になっているかと思います。

ぶっちゃけそこまで考えが至っている人は逃げた方がいいです。
そして逃げた後は、自分に責任がかかることを身を以て知った方がいいです。

「嫌なことから逃げたい」と思っているのに、
誰かに引き止められてずるずる続けて、引き止めた人に責任転嫁させるくらいなら、
さっさと逃げちゃって自責思考を身につけた方が自分の成長に繋がります。

またやりたいことが明確な人はさっさと逃げちゃいましょう。
やりたいことが見つからない人は、

  • 逃げて旅をしながら見つける
  • 逃げずに少しづつやりたいことを明確にしていく

あたりがいいんじゃないかと思います。

人生は長いのでときには大変な経験も必要です。
死なない程度に頑張っていきましょう。