どうもぐっちです。
小学校の時から「あなたはやればできる子」と言われ続けてきました。
「やればできる」というのはなんとも期待が持てる言い方ですが、
実は問題の本質から目を逸らしている。ということについて書きたいと思います。
この記事では、
- 僕と同じように「やればできる」と言われ続けてきた人
に向けて書きたいと思います。
「やればできる」は何が問題なのか
僕は小学校の時から「やればできる子」と言われ続けてきました。
だから、僕は「何でもやってみたらできるんだ」と思いながら生きてきました。
別にそのように言われてきたことを責めるわけではないのですが、
100%打ち込めるものがなかなか見つからず苦労しました。
20歳を過ぎてもまだ「やればできる」と考えているようであればそれは危険だと考えています。
「やればできる」とは何か
そもそも「やればできる」とはなんでしょうか。
それは
やれるのにやってない。やったけどそこそこで満足している状態。
だと考えています。
そこでもっと必死にやり続けていればさらに良い結果が出るのにも関わらず、
そこそこ70%くらいで満足して、楽をしている状態です。
別に70%くらいでもいいし、時には力を抜いてやらなければいけないだろう。
ごもっともです。すべてに100%打ち込んでいたら辛いです。
ですが、自分がやっていることのなかで100%打ち込める物が無い人がいるのも事実です。
「やればできる」と言われ続け、それに甘えて生きてきた人は、
100%打ち込むことを知らずに成長し、100%打ち込めない大人になってしまいます。
なので、このまま「やればできる」と考えたまま生きていくと、
そこそこの収入と暮らしを送っていくことになります。
そこそこの生活でも別に問題ないのですが、100%打ち込んだ経験がないと、
人生に虚無感を感じるようになります。自分で判断して生きれない、周りに流されて生きる人間です。
収入や環境で判断をするわけではありませんが、
「やればできる」思考は、
100%打ち込んだ経験がないので人生に虚無感を感じる。
というところに危険が潜んでいると感じています。
「やればできる」は言い訳でしかない
当たり前のことですが、「やればできる」と言われていない人間でも、やれば大抵のことはできるんです。
なので、「やればできる」と言われて育った人は、
できないことを「やればできる」と言い訳にして、きちんとやっていないんです。
とてつもなくダサいですよね。ダサい。
問題の本質はやらないところにある
「やればできる」を言い訳にして、100%打ち込まない人の問題の本質は「やれない」ところにあります。
「やればできる」と頭で考えながらも、やり方がわからないんです。
なので、じゃあやってみて。と言われると、
「いや、めんどくさい」
「時間がない」
「今やる気じゃない」
とかいう言い訳をして逃げるんです。
問題の本質は「やれない」ところにあります。
「やればできる」を「やれる」人間にするには
「やれる」人間に変わっていくためにできることをご紹介します。
できることは以下です。
「やればできる」=「できていない」という思考に変える
楽しく打ち込めるものを探す
先生になる
明確な競争相手を見つける
「やればできる」=「できていない」
まずは思考を変えるところからスタートです。
「やればできる」と考えている人は、それは「できている」と思いがちですが、
それはぶっちゃけ言うと「できてない」です。
自分はできていないんだな。って思いましょう。
驕りは禁物です。
楽しく打ち込める
100%打ち込みましょうと言っていますが、
いきなりそんなものは見つけられないでしょう。
まずはやってて楽しいことを見つけましょう。
それは仕事とか趣味とかなんでもいいです。
続けられそうなものがいいと思います。
先生になる
ある程度上達してきたら、先生になりましょう。
何かしらのコミュニティに入ってもいいですし、
周りに困っている人がいたら教えるでも構いません。
人に教えることで知識が定着します。
また、質問されるという環境にいるので自分でももっとよく調べるようになります。
明確な競争相手を見つける
こちらもある程度上達してきたら、競争相手を見つけましょう。
理想としては、認定資格やランキングがあるものがいいですね。
常に自分よりできている人を感じることで、
まだまだできていない部分がある。と認識できます。
「やればできる」の呪いを解こう
「やればできる」思考から抜け出すのはとても大変ですが、
そのまま生き続けても虚無感の残る人生になります。
100%打ち込めるものを探して、
「僕はこれについて詳しいですよ!」
と言えるような人間になりませんか?
一緒に「やれる」人間になりましょう。頑張りましょう。