どうもぐっちです。
小便器で隣に人がいると緊張してなかなか用が足せない経験があります。
現在心療内科に通院中なのですが、メインの症状に加えて社交不安障害についてアドバイスをいただきました。
主な症状を見てみると多々当てはまる部分がありびっくり!
- 男子トイレで隣に立たれると緊張する
- 人前で電話をかける・電話の声を聞かれるのが緊張する
- 人前で話すことに緊張してしまう。動悸や息切れなどがある。
- 偉い立場の人と話す時に声が出にくい
- 人前で文字を書くときに緊張してしまう
以上のような経験がある人はもしかしたら社交不安障害かも。
特徴や治し方などを調べてみましたので気になる方はぜひご覧ください。
社交不安障害とは
まず社交不安障害とはなんなのか。
説明を引用させていただきます。
社会不安障害(SAD:Social Anxiety Disorder)とは、ある特定の状況や人前で何かをする時に、緊張感が高まって不安や恐怖を感じ、次第にそのような場面を避けるようになる病気です。
緊張は誰にでもあることですが、たいていは経験を積むにつれて自然に振る舞えるようになります。
しかし、社会不安障害の場合は自分でも不合理だと思っているにもかかわらず、それがどんどんエスカレートし、日常生活に支障をきたしてしまいます。
現在、日本ではこの病気で悩んでいる人が約300万人以上いるといわれています。発症年齢の多くは10代半ばから20代前半で、病気という認識がなく、長い間1人で悩んでいるケースが少なくありません。
社会不安障害は、放っておくとうつ病などの引き金になる恐れもあるので、思い当たることがあれば早めに心療内科や精神科を受診しましょう。人前で過度に緊張する・・・社会不安障害:http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_004/mdcl_info.html
ポイントとしては「自分でも不合理だと思っているにも関わらず、どんどんエスカレートしてしまう」というところですね。
治したいと考えているにも関わらず、どんどん緊張してしまって自己肯定感が失われていくといったところですかね。
また驚くポイントとしては日本で約300万人以上が病気で悩んでいるというところです。
症状を性格だと思って諦めている人もいるでしょうね。でもこれはれっきとした病気ですので、困っている方はぜひ受診されてみることをオススメします。
社会不安障害の具体的な症状について
冒頭でもお伝えしましたが、以下のような症状があるそうです。
- 男子トイレで隣に立たれると緊張する
- 人前で電話をかける・電話の声を聞かれるのが緊張する
- 人前で話すことに緊張してしまう。動悸や息切れなどがある。
- 偉い立場の人と話す時に声が出にくい
- 人前で文字を書くときに緊張してしまう
こういった症状がある方は受診をすることで適切に治療ができる可能性があります。
心療内科の先生はとても優しく話を聞いてくれますので、
気を楽にして一度受診してみてはいかがでしょうか。
なぜ社会不安障害になるのか
どのような症状があるのかはわかりましたが、ではなぜそのような障害になってしまうのでしょうか。
実はまだ発症する原因は明確になっていないそうですが、
僕がお医者さんから受けた説明としては、
「セロトニン」という精神を安定させる神経伝達物質が少なくなっている状態
というような内容でした。
この「セロトニン」という物質が重要なポイントとなりそうですね。
障害がさらに障害を悪化させる
社会不安障害は人前で話しにくくなるなどの症状があるとお伝えしましたが、
「人前でうまく話せない」
という失敗経験がさらに自分を追い込んでしまい、さらに失敗を誘発してしまうそうです。
そしてどんどんネガティブなスパイラルにはまって、うつ病などを発症してしまうかたもいるようです。
なので、はやめの治療が必要ですね。
症状に心当たりのある方は何度も言うようですが、治療できる可能性がありますので、
受診されることをオススメします。
社会不安障害の治し方とは
なぜ社会不安障害になるのか原因がわかりましたので、
治し方についてもまとめておきたいと思います。
僕は医者ではありませんので、参考程度にしてもらって正しい治療については病院を受診してもらえたらと思います。
アプローチとしては3つほどあるようです。
- セロトニンを増やす
- 徐々に自信をつけていく
- 薬を処方してもらう
セロトニンを増やす
精神を安定させる「セロトニン」を増やしましょう。
①太陽の光を浴びる
太陽の光を浴びることで脳内でのセロトニン合成が活性化されるそうです。
1日全体で20〜30分浴びれば十分だそうなので、
朝起きてまず5分間太陽の光を浴びましょう。
朝に浴びることで体内時計がリセットされ、睡眠サイクルの改善にも繋がるようですよ。
余談ですが、よく北欧の地域は太陽の日照時間が短いので自殺率が高いみたいに言いますよね。
それだけ太陽の光というのは人間の生活に必要不可欠な存在ということです。
たかが太陽の光ぐらい、と侮らずにぜひ習慣にしてみてもらえたらと思います。
②リズム運動をする
一定のリズムで行う運動もセロトニンを増加させるのに必要だそうです。
ジムなどで行うエクササイズなどは少しハードルが高いかもしれないですが、あんな感じです。
音楽を流してリズミカルにスクワットをするなどでも効果がありそうです。
周りの目が気になると思いますので、
家で静かに取り組んでみるのもいいんじゃないでしょうか。
③セロトニンを摂取する
セロトニンが不足している時は、炭水化物が足りていないという場合が多いようです。
炭水化物が摂取できる食材は
- お米
- パン
- 麺類
などの主食に多いです。
ダイエットなどでこういった主食類を抜いたりしていませんか?
もしあまり食べれていないようであれば積極的に摂取してくださいね。
炭水化物について詳しくはこちらにまとめられておりましたので、ぜひご覧ください。
三大栄養素の炭水化物の働きと1日の摂取量:https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/tansuikabutsu.html
徐々に自信をつけていく
セロトニンを増やしたからといって人前で緊張しなくなるわけではありません。
自分が安心できる環境で練習することで少しづつ自信をつけていきます。
練習としては以下のような療法があるようです。
【認知行動療法の種類】
●認知修正法・・・・・・・・・・ 自分の行為が周囲の人に不信感を持たれているのかを再考し、実際に確認することで不安や恐怖を解消する。
●段階的暴露療法・・・・・ あえて不安や恐怖を感じる状況を体験し、段階的に慣れることによって、回避行動を軽減する。
●社会技術訓練・・・・・・・ 社交的な場面での対人方法を学び、不安や恐怖を軽減する。
●不安対処訓練・・・・・・・ 不安や恐怖による過呼吸を防ぐための呼吸法や、緊張感をやわらげるためのリラクゼーション法を学ぶ。
●集団認知行動療法・・・ 大勢の前で普段回避している行動をとる。それが客観的にどのように見えたかを話し合い、不安や恐怖を解消する。 など
人前で過度に緊張する・・・社会不安障害:http://www.myclinic.ne.jp/imobile/contents/medicalinfo/gsk/top_mental/mental_004/mdcl_info.html
また、不安障害を抱えた人たちのオフ会などもあるようです。
同じ症状を持つ人たちで集まって克服のための活動を行うみたいですね。
気になる方は「社会不安障害 オフ会」等のキーワードでぜひ調べてみてもらえたらと思います。
薬を処方してもらう
病院にいくと、薬を処方してもらえます。
ただ薬での治療は根本的な解決にならないと個人的には思うのであまりオススメしません。
上記の自然治療を通して克服できるようにまずは取り組んでみるのもいいと思います。
まとめ
社会不安障害という症状は性格だとかあがり症だとか言われてなかなか理解が得られず辛いと思います。
ですが、障害は自身の甘えなどではなくれっきとした病気です。
あがり症である自分を責めすぎてうつ病などの大きな病気にかからないように、
気になる方ははやめに病院を受診してみてくださいね。
自分が弱っている時はひたすら自分を甘やかしましょう。
無理せず生きていきましょう。