どうもぐっちです。
今日は
「人間は自分の欲しい情報に目を向けてしまう」
ということについて考えていきたいと思います。
注意していても誰でもこうゆう傾向があるので、
正しい判断を下すために治していきたいですね。
概要的なことを話しても伝わらないので
例をいくつか挙げますので、
「なるほどな〜」
と思ってください。
欲しい情報に目を向けてしまう例①
僕は昔餃子を異常に食べまくっていた時期がありました。
毎日食べていました。
そこでふと、
「餃子を食べて痩せられたらいいのに」
と思いました。
そして、
「餃子 体にいい」「餃子 痩せる」
といったキーワードで検索し、記事を物色しました。
現れる記事には、
「餃子には野菜も含まれているのでバランスよく栄養が取れる」
といったことが書いてあり、
「やったぜ」
となりました。
問題点
確かに餃子を食べまくるのはいいことなのかもしれません。
わかりませんが。
でも、僕は明らかに
「餃子が体に良いと言ってくれている人」
を探して検索しています。
本当の意味で「体への影響」を知りたいのであれば、
「餃子 体にいい」「餃子 痩せる」
といったキーワードに加えて、対照となる
「餃子 体に悪い」「餃子 太る」
といったキーワードで調べなければなりませんね。
自分にとって都合の良い情報だけを得て、
判断するのはとても危険です。
・自分の理想とする情報
・自分が本当は知りたくない情報
を合わせて知ることで、はじめて総合的な判断を下すことができますね。
餃子を食べるだけでこんなにも考えなければいけないなんて。
いいですね。
欲しい情報に目を向けてしまう例②
ここからが本題です。
この傾向は自分の意向が大きくなるほど、
より多大な影響を与える気がしています。
例えば、
・就職活動
・友好関係
などがすぐに思いつきますね。
就職活動の例
例えば、旅行会社に勤めたいと思って就職活動をしている際に、
親から「公務員になりなさい」と言われた場合、
少なからず反論はしますよね?
その時に、
「公務員 つまらない」
「公務員 将来性無い」
といったキーワードばかり検索し、
公務員の良さを知ろうともしない行動に陥りがちです。
確かに反論の1手にはなるかもしれませんが、
総合的な判断ができていないので、すぐに打ち破られます。
旅行会社にしても公務員にしても何がメリットでデメリットなのかきちんと把握して、
その上で旅行会社に勤めたい理由を話せたらベストですね。
友好関係の例
国と国の友好関係の話になるのですが、
よくある例としては、
「ある国の批判記事ばかり読んでしまう。」
ということですね。
最近は日韓の関係が悪化していますが、
互いに相手国の悪い面を取り上げた記事ばかり見ているのではないかな。
と思ったりしてます。
(まあメディアがそうしているだけなのかもしれないですが。)
そんで、その批判記事ばかり見て、
「韓国人だからこうなんだ」
って判断してしまうようであれば目も当てられません。
正直、自分がどう思おうがどうにもならないことに対して、
わざわざ嫌悪感を持ちに行く必要はないのですから、
そういった記事はシャットアウトしましょうよ。
ハッピーになりたいのであれば、
お互いの国の良いニュースばかり見ましょ。
どうしても嫌悪感を持ってしまうのであれば、
どうにかできる立場になりましょう。政治家とか。
ただぐちぐち言うだけだとそれは陰口と一緒です。
自分の魅力が減っていくだけなんですよ。
正常性バイアスなのかな?
こういった傾向をなんと呼ぶのか知りませんが、
「正常性バイアス」
に似ている気がします。
正常性バイアスというのは簡単に言うと、
「災害が起きたときに自分は大丈夫だ。」
と思ってしまう心理のことだそうです。
自分に有利なように考える≒自分の欲しい情報だけ得る
みたいな。
まとめ
というわけで、もし思い当たる節があった人は
これを機に賢くなりましょう。
一番伝えたいことは、
批判するのであれば良い点と悪い点をきちんと調べましょう。
ということです。
批判される側は、
「あまり調べてない人」に簡単に批判されると傷つきますよ。
自分もこれまで行ってきた簡単な批判を反省します。